我がタスカジのエース、予約の取れない家政婦さんとして有名なseaさんの片付け本が出ました。
早速読ませていただきました。
家じゅうのめんどくさいをなくす
こちらの本はタスカジという家事代行サービスで整理収納のお仕事をしているseaさんが書いた本です。
先日テレビ番組セブンルールでもご紹介されていたseaさん、さすがに6000軒を片付けたというだけあり、大変納得のいく内容でした。
一番印象的だったのは物を取り出すよりも、しまう方が数倍面倒だという言葉。
旅行に行くときなど取り出すときには何かしらの目的が存在するので多少面倒でも取り出す行動ができます。
一方戻す、しまうという行動はよっぽど整理収納が得意で几帳面でないとすぐに出来ません。
取り出しやすく、戻しやすい収納をすることでリバウンドをしない片付けが出来ると思っていましたが、取り出すよりも、戻しやすい工夫にこそ力を入れるべきなのだ!という主張に目から鱗でした。
家じゅうのめんどくさいをなくすとは、一つでもアクションを減らし、片付けが苦手な人でも簡単に戻せる仕組みを作ること。
めんどくさいをひとつずつつぶしていくことが片付く家をつくることなんだなと改めて教えてもらいました。
片付けは捨てるのではなく「分ける」こと
片付けるというと沢山のものを処分しなくてはと憂鬱になるかもしれません。
しかし捨てるのにフォーカスするのではなく、まず「分ける」ことをしてみませんか?
私の片付けサービスでもとにかくものを出してこの「分ける」作業をします。
「分ける」とはこの本では
- 使う
- 手放す
- 迷う
に分けています。
分け方は色々ありますがとてもシンプルな分け方だと思います。
分け方はこの他にも
- よく使う
- 時々使う
- 使わない
といった使用頻度で分けることも出来ます。
よく使うものは取り出しやすい場所にいれると使い勝手がアップします。
「分ける」ことは片付けをする上で本当に大事なステップです。
これさえできれば8割片付いたのも同然。
さあ、片付けよう!という言葉を
「さあ、分けよう!」に変換するといいかもしれませんね!
買い足す収納用品はひとまずこれ
片付けをする時に収納用品があると大変便利です。
とはいえ最初に収納用品を揃えるのではなく、
とりあえずカラーボックスとジッパー付き袋でしのぐ
というのがseaさんの教えです。
値段の張る収納用品や大型家具の購入で失敗しないためにもとりあえずカラーボックスで代用し様子をみるのも手です。
カラーボックスなら使わなくなっても他の場所でも使えるので安価で使い勝手がよく、更にはどこでも手に入るのでそれも助かりますね。
そして小物の収納で便利なのがジッパー付きの袋。
これは片付け現場でもかなりの頻度で登場します。
同じ種類の小物を集め、立てて収納出来るのでとても使い勝手がよいのです。
カラボとジッパー付き袋、この二つを利用し片付けきってからお気に入りの家具や収納用品を揃えましょう。これで失敗を防げますね。
片付け本はこれ1冊でOK!
そのほか場所別の片付け方も詳しく解説してあり、とても参考になりました。
片付け本としてこれ1冊あれば大丈夫ではないでしょうか?
とても読みやすく、すぐにまねしたくなりますよ。
私もタスカジでお仕事をさせていただいています!
多くの整理収納のプロが登録していますので片付けに困ったら是非!
私の片付け本は超初心者向け。
こちらも読んでいただけたら嬉しいです。
先日50代のための片付け本も出しました。
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