今年の目標は春と秋の京都に行くことでした。
春、桜の満開は外しましたが、生まれて初めて京都の桜を堪能出来ました。
日帰りの弾丸でしたが本当にいい旅でした。
そして、いよいよ待ちに待った秋!
全国旅行支援のクーポンを使いたかったので思い切って日帰りではなく、1泊することにしました。
京都の紅葉の見ごろはやはり11月後半。
私が行ったのは12/4(日)~5(月)。
紅葉を楽しむ夜間拝観のシーズンが12/4(日)で終わりのところが多いのでも分かるようにそこまででギリギリ紅葉が楽しめるということらしいです。
しかし、まだまだ見頃のところもあり、散り際の美しさは捨てたものではありませんでした。
1日目~ゆっくり出発
一日目の行程
- 自宅~バスと電車で移動
- 新横浜~京都 約2時間で到着
- レンタカーで観光へ
- 1つ目 御金神社(みかねじんじゃ)
- 2つ目 平野神社
- 3つ目 北野天満宮
- 4つ目 建仁寺 夜間拝観
新横浜駅お昼の12:18発のぞみ号に乗りました。
朝ゆっくり起きて家事を済ませてから出掛けました。
新幹線の乗車時間は2時間弱。
あっという間に京都です。
新幹線内で崎陽軒のシウマイ弁当を食べ、食後に熱々のコーヒーを車内販売で買いました。
京都駅に着いたら前回もお世話になった日産レンタカーへ。
事前に予約していたのでカード清算を済ませたらすぐに乗車出来ました。
15:00前には京都市内へ出発出来ました。
1と2の神社は春に参拝したのでお礼参りです。
今日まで無事に過ごせ、また秋に参拝出来るなんて本当に幸せなことでした。
3つ目の北野天満宮はネットで紅葉情報を調べたところ唯一「見頃」とあったので行ってみました。
行って大正解!!ネットありがとう!!
こちらにはもみじ苑という広い庭園があり、紅葉の時期と青葉の時期だけ特別に入ることが出来ます。もみじが350本植えられているそうです。
思ったより広く中には川も流れていて赤い橋ともみじがあいまってとっても素敵でした。
ここで京都の紅葉はもう十分!というくらい素敵な景色を見ることが出来ました。
こんなにもきれいなのに行った日が最終日なんて勿体なさすぎます。
そして夕方、17時半から建仁寺での夜間拝観へ。
こちらはJR東海ツアーズのずらし旅で予約していました。
今回はJTBのパックだったのですが、ずらし旅体験クーポンつきというプランがあったのです。
詳しくはこちら
こちらの紅葉はやや終わりかけでしたが、夜間の照明に照らされた枯山水庭園や天井に描かれた巨大な双竜、複製ではありますが有名な風神雷神図など見所満載でした。
シャッターを押す手が止まりませんでした。
1日目はゆっくり出発だったのにも関わらず沢山回ることが出来ました。
夕飯を食べて夜遅い新幹線に乗ったら日帰りでも十分楽しめます。
泊まったホテルは駅前で超便利!
宿泊したホテルは京都駅の真ん前、京都タワーのとなりの「京都新阪急ホテル」
古いホテルなので設備は全く期待していなかったのですが、中はリフォームされてとってもきれいでした。部屋も広々で心地よかったです。
京都駅側のお部屋は夜景がきれいで得した気分になれました。
駅近だけれど静かで飲食店も近かったのでとっても便利でした。超おすすめです。
2日目~行きたかった瑠璃光院へ
2日目の行程
- 瑠璃光院
- 八瀬もみじの小径
- 金福寺(こんぷくじ)
- 東福寺
朝イチに出掛けたのは市内からはちょっと遠い「瑠璃光院」
HPを見ると車で行くにはちょっと困難な感じです。
とはいえレンタカーで出発。
近くまで来てグーグルマップでコイン駐車場を探しなんとか駐車。
ケーブルカーの駅を過ぎて歩道かと思われるほど狭い車道を進むと瑠璃光院の入り口へ着きます。
入り口を通りすぎると「京都ガーデンテラスParking」があるのでそこに5~6台駐車出来ます。
諦めて帰る車も多数見かけたので是非諦めないで奥まで進んで欲しい(笑)!
瑠璃光院の拝観料は一人2000円と破格!
10時開門を前に数十人の列に並びました。
やはり人気の紅葉スポットです。
並んで初めて拝観料がひとり2,000円!と気づきました。(遅い!)
たか~~~っと思いましたが、ここまで来てやめるわけには行きません。
もちろん辞めるわけはないのですが、他のところは高くても1000円前後なのに随分強気な価格設定だな、、と思いました。
毎日毎日人が押し寄せていったいいくら入るんだろうって皮算用してしまいましたが(笑)、入ってみて納得。どこを切り取ってもすべて絵になる美しさでした。
紅葉はさることながら、苔や池、家屋の隅々までとにかく美しい!
磨かれた机に庭の紅葉が映ってまたこれが素晴らしい。
感嘆の嵐でした・・・。
行ってよかった、並んでよかった、2000円払ってよかった(笑)!
瑠璃光院を後にして近くにある八瀬もみじの小径を歩きました。
もみじはだいぶ散っていましたが、落ち葉のじゅうたんはふかふかで歩いているだけで秋を感じることが出来ました。
ここも素晴らしい!京都近代化の遺産もあり見ごたえ充分です。
タクシー運転手さん紹介の穴場紅葉スポットは使える!
たまたまネット検索していて引っかかった京都MKタクシーさんのページ「MKメディア」
こちらで紹介していた紅葉の穴場スポットに出ていた金福寺がよかった!!
本当に穴場で、瑠璃光院の人混みに比べたら、、、びっくりするくらい人がいませんでした。
でも、ドウダンツツジの紅葉が見事で、高低差のある庭園も見ごたえありました。
松尾芭蕉、与謝蕪村ゆかりの寺なのですが、舟橋聖一著の『花の生涯』のヒロインである村山たかゆかりの寺でもあります。
1963年にNHKの大河ドラマにもなったとのことで、とても興味深いので読んでみたいと思いました。
締めは東福寺へ
京都の紅葉はここまでで結構堪能したので、東福寺で最後にしようと赴きました。
東福寺の紅葉の様子もMKメディアさんが詳しくレポートしてくれています。
紅葉で有名な通天橋エリアへは別料金なのですが、無料エリアでさえ、素晴らしい紅葉のオンパレードでした!!
11月30日で秋の拝観期間は終わり、通常料金になっていましたが、12月5日でも十分に紅葉を楽しむことが出来ました。
MKメディアさんの記事にあるように人を見るより紅葉をみるならこの秋の拝観期間が終わった後がツウなのだそう(笑)。
紅葉でお腹いっぱいになったので早めにレンタカーを返却し、ゆっくりお茶をして帰途につきました。
京都は何度いってもいつ行ってもいい!
生まれて初めての秋の京都、と書きましたが、多くの修学旅行生を見て、
「はて、私が高校の修学旅行の季節はいつだったのか?と。。。」
確か厚手のジャケットを着ていたから秋から冬だったのではと思いますが、まるで紅葉の記憶がありません。
若いころは紅葉にはあまり興味なかったのでしょうか?
とはいえ秋の京都、1泊2日くらいがちょうどいいという結論に至りました。
見て回ると、足も目も相当疲れるのです。
ところが、瑠璃光院の行列に並んでいる時に、かなりお年を召したご夫婦が「年取ったら中々ここまで来れないね」と話していたのに驚きました。
もう十分お年を召していらっしゃるようだけど、まだまだ気持ちと体が若いんだな~と。
私はまだまだ50代、疲れたと言ってないでどんどん行きたいところにいかないとな!と思いました。
とはいえ冬の京都は寒そうなので、次回はまた春に行ってみたいなと思います。
そして奈良まで足をのばして吉野の桜を見てみたいです。
2023年に夢は叶うのか?