鎌倉大仏のひそかな隣人、魅惑のブックカフェ

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お出かけ

先日娘と鎌倉に行ってきました。

久しぶりに大仏様にお会いしてきました。

帰り道、とっても素敵なカフェに遭遇したのでご紹介します。

自分の中では大ヒット!今度ひとりでも行っちゃうかも。

JR鎌倉駅~江ノ電長谷駅へ

鎌倉の大仏様へはJR鎌倉駅から歩いても行けますが、寒かったので江ノ電に乗って長谷駅で下車しました。

長谷駅から徒歩7~8分で鎌倉大仏殿高徳院へ到着です。

道行く観光客は半数以上が外国の方でした。人気の観光地ですね。

久しぶりの大仏様は記憶していたものより小さく感じました。

なんでだろう。

それにしてもいいお顔。

せっかくなので大仏様の胎内拝観もさせていただきました。

拝観料300円は入口で支払い、体内拝観料は大仏様の近くの料金所で50円支払います。

大仏様の胎内。大仏様を造る工程などの説明書きがありました。

鋳造法はこちら

建立が開始されたのは1252(建長四)年ごろのことと言われています。

今から772年前です。

長い年月を経て完成し、今もなお人々に愛されている大仏様です。

以前来たのは娘が小学1年生くらいだったかな。もう15年くらい前!

素敵なカフェ・うのまち珈琲店

疲れたので大仏様の帰り道にお茶をすることになりました。

往きに目星を付けていたうのまち珈琲店へ入店。

どこを切り取っても絵になるインテリア。

入口からは想像できないほど広くてゆったりとした店内。

席の近くにはそれぞれ手の届く範囲に本棚があり、自由に読んでいいスタイルになっています。

照明といい、天井の梁といい、並んでいる本のセレクトといい、、、

いうことありません!

オーダーはカウンターまで行き、最初に支払を済ませます。

私は、チーズケーキとカフェラテのセットです。

娘はここの目玉商品、クリームソーダを注文。

色々なソーダがあり、どれも可愛くってキュン♪となってしまういで立ち。

思わず懐かしーっ!て手に取った本

座った席近くにディスプレイされていた本に釘づけになりました。

その本の表紙にある団地の絵が、昔住んでいた団地そのまんまだったから!

谷川俊太郎著/岡本よしろうイラスト

谷川俊太郎さんの「生きる」

 

国語の教科書に載っていたと思いますが、50代になって読むと胸に迫るものがありました。

以下引用します。

生きる
谷川俊太郎

生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみすること
あなたと手をつなぐこと

生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと

生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ

生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまが過ぎてゆくこと

生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ

ナナロク社より引用

ページをめくるたびに展開される懐かしい風景と人々の営み。

ひとつひとつの言葉がシンプルで胸に刺さります。

「いま生きているということ」

父、母から私へそして娘、息子へ。

生きていることがつながっているんだな~と不思議な気持ちになりました。

生きていること、それだけで素晴らしいって。

久々の鎌倉の大仏様、そして思いがけず見つけた素敵なカフェ。

他にも読んでみたいタイトルの本が沢山あったので是非また行ってみたいです。

ちなみに各テーブルには真っ白の栞が置いてあり、読んだ本の感想を書いてその本に挟むことが出来ます。

知らない誰かが同じ本を手にとったその時の気持ちを読むのもとても新鮮でした。

お店概要

うのまち珈琲店 鎌倉店

この記事をかいた人

こんにちは。
🔶神奈川県在住50代
🔶事務パート&「タスカジ」で整理収納の仕事
🔶お片付け塾cozylife運営
🔶kindle本出版7冊

50代の仕事、暮らしについて綴っているブログです。

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