失業手当の金額が多くなった原因が分かりました

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50代の仕事

先日のこちらの記事の続きです。

当初決定されていた賃金日額が訂正されていた件で、ハロワの職員さんに問い合わせていました。

計算違いだったら今日中に電話で連絡しますと言われていましたが、結局掛かってきませんでした。

つまり間違いではないという結論でした。

しかし、まだ納得いかない私。

だったらなんでこんな数字になるのか計算式を教えて欲しい!!!

だってネットのシュミレーションでもこんな数字にはならないし、ハロワでいただいた冊子を見てもそれらしきことは何にも書いていないのです。

時給で働く人の1日あたりの平均賃金額とは?

ふっと頭をよぎったのは、賃金日額を定める式の1日当たりの平均賃金額という文言。

賃金日額とは

離職前6か月間の平均賃金額を基に計算され、 この離職前6か月間における1日当たりの平均賃金額を賃金日額という

厚労省HPより引用

もしかしてこれは月給制の方向けの計算式なのではないか?と。

私の様な週3の派遣だと6カ月間の賃金の総額を180日(30日×6カ月)で割られてしまうと、一日当たりの平均賃金額(賃金日額)がものすごく少なくなってしまう。

基本手当日額は賃金日額の80%(人により違う)なのでいただける手当は更に少ない金額になります。

私の場合当初の計算では3,000円以下となりました。

もしかして時給制の人用の計算式があるのかもしれない!と思って色々と検索したら…。

見つかりました!!

雇用保険特例 第17条第2項

雇用保険の特例で

退職前6カ月間に支払われた賃金総額を労働日数で割った額に70%掛けること

原則の計算式で計算した値と比べて高い方を賃金日額とする

とありました!!!

私の計算式はこれに違いない!!!

早速計算してみました。

例として分かりやすい数字で説明しますね。

月12万収入

月12回勤務

とします。

12万×6カ月=72万(6カ月間の総収入)

12日×6カ月=72日(6カ月間の労働日数)

この場合の賃金日額は、6カ月間の総収入を労働日数で割った額の70%なので

720,000÷72日=10,000円

10,000円×70%=7,000円

となります。

それに伴い基本手当日額は(給付率80%の場合)

7,000×80%=5,600円・・・①

となります。

原則の計算式だと

720,000を180日で割るので

賃金日額は 4,000円

基本手当日額は 4,000×80%=3,200円・・・②

①と②を比較して金額の多い方が適用となります。

【まとめ:給料が時給日給出来高制請負制で支払われる人の賃金日額は?】

1.直近の6ヶ月間の賃金総額 を、労働日数 で割った数字の70%

2.原則通りに、最後の6ヶ月間の賃金総額 を180で割った数字

この2つの高い方が賃金日額となります。

結局前の仕事の月給より高くなってしまう不思議

こんな感じでどうしてこの数字になったのかは自分なりに納得したのですが…

制度上仕方がないとはいえ、今まで月12日しか働いていないのに失業手当では認定日ごとに平均28日分の支給があるということが腑に落ちません。

このことはハロワの職員さんにも言ったのですが、納得いく回答は得られませんでした。

つまり、基本手当日額が↑の試算のように仮に5,600円としたら月12万の収入だったのに、

5,600円×28日分=156,000円も手当を頂くことになるのです。(例です)

私の様な方は多分沢山いるかと思うのですが、ネットで検索してもほぼ見つかりませんでした。

多くもらって文句を言う人はいないのかもしれません。謎。

社会保険の手続きをまたしなくてはならない

ということで、夫の扶養にいれてもらったのにまた社会保険の手続きをしなくてはならなくなりました。

久しぶりに国民年金と国保に入ります。

もし、この先就活をして仕事が決まったら、また社会保険の手続きをするのか…と思うとしばらく失業手当を頂いて暮らそうと思ったり、早く再就職して再就職手当を最大限貰いたいと思ったり、色々と迷走しています。

有難い失業手当、でも私にとってはかなり手厚いので次の仕事を決める障壁になりそうです。

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