どういった状態になったら片付けが終わったと言えるのか?
私が考える片付けのゴールは2つの段階に分かれています。
ひとつずつご紹介します。
第一のゴール 自分が把握できる量まで減らす
私が初めてしっかりと片付けと向き合った時、収納からものを出したら忘れていたものが沢山出てきました。まあ、出てくる出てくる!
なかったものとして押し込めているものが大量にありました。
捨てるにはもったいない
いつか使うかも
そんな気持ちでとっておいたものです。
押入れにも物がいっぱいでとりあえず詰め込んだものでいっぱいでした。
片付けのゴールと言えば、自分に必要なものを取り出しやすくしまいやすく収納し、かつ見た目もよければ成功と思われがちですが、たとえ整理してきれいに収めたとしても自分が何をどれだけ持っているのか覚えきれないほど物があったら結局リバウンドしてしまいます。
なぜなら
持ち物の種類、場所、数を把握していないと
- また同じものを買ってしまう
- 結局使わず場所だけとる
- 片付けに追われる
こうしたことが起こるからです。
片付けに振り回されないためにも
お金を無駄使いしないためにも
自分が把握できる量まで減らすことを第一の片付けのゴールにしましょう。
把握できる量はひとそれぞれではありますが、仕事や育児で忙しい人はある程度物の種類と量を絞ったほうが片付けるのは楽になります。
また、歳をとるにつれて記憶力と体力が低下していきますので、身軽な老後を迎えるためにもある程度量を減らすことをお勧めします。
第二のゴール お気に入りと交換する
第一のゴールで把握できる数まで減らしたら、残ったものをよく観察してください。
どれも気に入って集めたものばかりでしょうか?
もしそうでないのならば、
毎日使う日用品
洋服など身に着けるもの
特にこれらを本当にお気に入りのものと少しづつ交換していきましょう。
例えば、沢山あるタオル。
把握できる量まで減らしたら、色とりどりのもらい物タオルは手放して、好みの色や手触りのものと交換してみます。
例えば、大量にある服。
同じ種類の同じような服を減らして、心から着たいもの、似合うものと徐々に交換していきます。
ご飯茶碗やお箸、エコバックなどちょっとしたものでも、自分でとことん選んで好きなものを揃えていきます。
交換の作業は楽しいものです。
日々過ごす平凡な時間がずっと素敵なものに変わり、日常がワンランクアップします。
私は片付けをして気が付いたことがあります。
自分にいいもの、心地よいものを与えてこなかったと。
物の仕分けをし、物を減らしてみて残ったものが
あまりにも味気なかったのでがっかりしたものです。
片付いたけれどつまらないものたちばかり残ってしまいました。
是非第一のゴール「自分が把握できる量まで減らす」が出来たら
第二のゴール「お気に入りと交換する」を目指してみてください。
とにかく行動してみよう
片付けのゴールには2段階あるとご紹介しました。
まずは第一のゴールを目指して家の中のものを把握できるまで減らしましょう。
ある程度片付いたら今度はお気に入りと交換してみます。
そして片付けの第一歩は
「目の前のもの、ひとつ手にとるところから」
なにはともあれ行動です!