11月も半ばを過ぎて、年末の足音が聞こえてきました。
姉家族と同居していた母のサ高住入居が決まりました。
9月に見学に行って2か月で入居が決まりました
月に2~3戸空きが出ると聞いていましたが、こんなに早く順番が回ってくるとは。
先日姉が母を連れて説明を受けに行ってきたそうです。
きれいな部屋と、丁寧な説明、従業員さんの雰囲気の良さで母も大変気に入ったそうです。
予算の合う部屋に入居することが決まりほっとした様子の姉でした。
12月には引っ越しです。
何が正解かは分からない
今回の別居はほとんど全て姉任せにしてしまいました。
姉と母が折り合いが悪いのなら、当事者同士で問題は解決してほしいと思ったからです。
なのでひとまず姉に任せ、私はいざという時のサポートに回りたいと思います。
都合がいいと思われるでしょうが、今はそんなスタンスで。
というのも母との関係に限界を感じた姉からのSOSは、今までの私の母に対して感じていた根本的に母は善人であるという絶対的な信用を失うものに等しかったからです。
さらに追い打ちをかけるように母から今までにない冷たい言葉を浴びせられたことをきっかけに、母との関係を今は一旦中断させないと私の気持ちの整理がつかないと感じています。
何が正解か分からず今は悶々と考える日々です。
50代になって母との問題に向き合うことになるとは…
それぞれの人生
冷たいようですが、親の人生は親の人生。
我が息子が巣立つ時この時に、老親のことで気をもめることになったので、私自身も子供にとって重荷になっていないかを振り返ることになりました。
子供のことを心配して色々と聞いてしまう癖がまだ取れない自分です。
これは子供の心配をしているのではなく、自分が安心したいがための行動だ、と本で読みました。
まさにそうだと思います。
親は親、子供は子供。
ひとりの別々の人生。
そう言い聞かせています。
今から一人暮らしをする80代母。
来年から一人暮らしをする息子。
母との付き合い方に悩む50代の私。
それぞれの人生をそれぞれの責任で生きる。
本当は気遣って助け合って暖かい関係でありたいと思っています。
でも、難しい。
なんなんでしょう。
自分の老後
老後のためにコツコツと貯金をしつつも、最近夫にはもっと好きなことにお金を使いなよって言っています。
老後の心配ってお金や健康のことが大半なのでついつい倹約に走ってしまうけれど
今しか出来ないことって沢山あるのですよね。
いつ足が動かなくなるかもれない、耳が聞こえなくなるかも、目が見えなくなるかもしれません。
今、やらなくては出来ないこと、聞けないこと、見えないことが沢山あるかもしれません。
50年生きてきて、これからの人生は心配ばかりではなく、今やりたいことをして今を重ねていけたらいいな^^と母を見て思う今日この頃です。
いつか私も母と同じように老います。
母は良くも悪くも後に続く者にこれからの人生をどう生きるかを考えさせてくれています。