4月から新社会人となる(予定)の息子。
3月には引っ越さなくてはならないというのに中々部屋探しをしようとしませんでしたが、やっと2月になって重い腰を上げいざ東京へ!
2日間に渡って内見とネット検索に右往左往したことを記事にします。
これから部屋探しをする方の参考になれば幸いです。
予備知識を入れてからいざ出陣!
賃貸物件探しは2年前の娘の時が初めてでよく分からずに契約してしまったため、今でも必要ないお金を払ったのではないかと後悔することもあり、とりあえずネットで予備知識を仕入れました。
予備知識として参考にした動画はこちらです。
不動産会社でパートをしていたのにも関わらず知らないことばかりでした。
分かりやすいのでメモを取りながら見るのがお勧め。
そしてそのメモを持って不動産会社へGO!
まず、不動産屋に行く日を決め、とりあえず午前と午後1社づつ来店の予約を取りました。
1社はネットで評判の良かったA社。
もう一つは娘の時にお世話になった不動産会社と同じ系列のB社。
息子の勤務する会社は埼玉県に近い東京の池袋付近です。
池袋を経由する電車は多数あり、どこの路線に絞っていいのか、どの駅がどんな雰囲気なのか全く分からないため、とりあえず池袋にある大きめの不動産会社2社を訪ねることにしました。
まずA社へ
感じのいい若い女性社員さんが対応してくれました。
ただ、事前にメールで希望条件を出していたのにも関わらず、資料をひとつも準備しておらず
新たにエントリーシートならぬご要望シートを書いてからの物件検索。
こちらの予算に合った物件をネットで検索してから印刷しPC画面を見ながらの説明。
かなり時間がかかりました。全部で3時間はいたかも…
ちなみに条件は
- 管理費込みで6万位まで
- 会社まで30分以内
ザックリとした条件でしたがいくつかピックアップしてくれた物件はどれもいい感じのマンションでした。
ライオンズマンションとか分譲型のマンションが多かったです。
のちのちリモートワークもあるかもしれないとのことで音漏れが少ないしっかりとしたRC造のマンションを勧められました。
このくらいの予算でもこんな立派なところに住めるのかと驚いたのも束の間!
ひとつひとつ見て行くと、やはり安いのには理由があります。
例えば
- 高速道路の真横
- 坂の上
やはり環境は大事です。
とはいえここの不動産会社、内見はさせてくれないのかな~と思って聞いていると、
「内見は出来ない、図面と写真で決めるしかない」
とのこと。
これから何年も住むかもしれない部屋を見ないで決めるって…
一方一緒に話を聞いていた息子は超がつくほど面倒くさがり屋なので、
見た目のいいとあるマンションが気に入って、
「ここがいい!」と言い出した!
見ないで決めるの?えっー----と思いつつも一応見積もりを出してもらうと…
初期費用 38万!!
まだ初任給ももらっていない新社会人にいきなりこの金額はと思いましたが、
お姉さん曰く、初期費用は家賃の5倍~6倍が相場なので決して高くないとのこと。
そうかな~。
ちなみにお姉さんは新社会人の当時は7万の部屋に住んでいたそう。
この物件の初期費用として計上されていたのは、
- 敷金1か月
- 礼金1か月
- 仲介手数料1か月
- 前家賃
- 前管理費
- 鍵交換代
- 保証料(家賃の半月分)
- 火災保険料
すべて込みの金額だから仕方ないとはいえね…
ここから値引きが期待出来るのは
仲介手数料ぐらい。
火災保険は自分で安いの入れるとしても、これ以上安くは出来ないと言われました。
↑の動画によると、
敷金はともかく、礼金と手数料はもう少しどうにかなりそうだと思いました。
鍵交換代も3万近くして高いと感じました。
資料だけいただき、A社を後にしました。
B社へ
午後、気を取り直して娘の時もお世話になった同系列の不動産会社B社へ。
担当の方は50代の男性社員。
不動産会社の方はだいたい皆さん感じいいです。営業だからかな。
こちらはあらかじめ伝えておいた条件に当てはまる物件をいくつもピックアップして待っていてくれました。
やっぱりこういうのがお客にとっては助かります。
資料を見て内見してみたい部屋を息子と選び、その場で担当者さんが内見の手筈を電話で整えてくれました。
「こんな悪天候でも内見させてもらえるのか!」と驚いた次第です。
3軒を車で案内していただきました。
どれも予算内でしたが、やはり池袋界隈で管理費込みで6万までとなるとそれほどいいお部屋ではありませんでした。
天気が悪かったのもありますが、
- 内装が古い
- 玄関周りがあまりキレイではない
- 自転車置き場がなく建物の周りに停めている
- においがある
男の一人暮らしなのでそれほど快適さは求めません。
なにしろ予算内ですから。
とはいえ、古くても「いい感じ」という雰囲気があればよかったのですが、
息子もピンとこなかったとのこと。
予算を検討しなおして優先順位を決める
雪の中周って下さった担当者さんのお陰でなんとなく部屋に求めるものが見えてきました。
どんな部屋に住みたいか?
今まで息子は考えたこともなったのかも。
そこで予算を1万上げて7万以内で探してもらうことにしました。
希望としては
- エントランスがきれい
- アパートよりもマンション
- 駅から遠くてもOK
何軒か見せていただきて気づいたのは、
エントランスがきれいな建物は印象がいいということ。
集合ポストが乱れていたり、他の家のドアの前に色々なものが置かれていたり、部屋までの廊下に屋根がなく、ドアを開けたらすぐに傘を差さなくてはならない部屋があったりと気になる点が沢山ありました。
見た目もそうですが、近隣の音を気にするならやはりマンションの方がよいです。
となると妥協するのは駅からの徒歩時間です。
徒歩時間を5分長く設定するだけでも検索に出てくる物件は各段に増えました。
価値観が決まると選びやすい
ネットでいくらでも情報を得られるとはいえ、実際に出向いて話を聞くことが出来て本当に良かったです。
漠然とした知識や希望しか持っていなかった息子にとって決して無駄足にはなりませんでした。
不動産会社に行ってよかったこと
- 沿線や駅の情報を聞くことができた(乗り換えのしやすさや混雑状況など)
- 自分がどんな部屋だったら住みたいのか具体的に分かった(実物を見たからわかったこと)
1日目では丸一日雪の日に出かけたのにも関わらず、何も決まらなかったけれど息子の価値観が分かり、物件選びの基準が分かったので検索もしやすくなりました。
それが分からなければ、膨大な物件数から自分の条件に合った一部屋を選び出すのは大変な作業なのです。
2日目はB社に引き続き案内をお願いしました。
2日目の記事はこちら!